11日の香港市場で、ハンセン指数は続落スタート。前日に続き利益確定売りが優勢となっているほか、米ダウ先物が軟調に推移していることなどが重しとなっている。指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.17%安の25007.14ポイントで推移。
個別では、九龍倉置業地産(
01997)や恒基兆業地産(
00012)など香港関連銘柄が軟調。欧州金融大手のHSBC(
00005)や中国石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)の下げも目立つ。半面、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)や中国IT大手のテンセント(
00700)が高い。きょう香港セカンダリー上場を果たしたオンラインゲーム大手のネットイース(
09999)の初値は公開価格を8.1%上回った。