2020-06-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:反落スタート、利益確定売りが先行 弱いPPIも嫌気
10日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落して始まった。前日に約3カ月ぶり高値を付けた後とあって、利益確定売りが先行している。寄り付きとほぼ同時に発表された5月の生産者物価指数(工業製品出荷価格:PPI)は前年同月比3.7%低下となり、下げ幅が予想の3.3%、前月の3.1%を上回ったことも嫌気されているもよう。
指数は日本時間午前10時42分現在、前日比0.58%安の2938.82ポイントで推移。セクター別では、保険が全面安。航空・空港運営、石油、化学繊維も売られている。半面、百貨店、貴金属、農業の一角が高い。