2020-06-05 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:小幅に5日続伸、方向感欠く 香港地場銘柄に買い
5日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅ながら5日続伸。前場終値は前日比0.02%高の24370.86ポイントだった。中国企業指数は0.39%安の9928.86ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で553億HKドル。
相場を動かす特段の新たな材料を欠くなか、ハンセン指数は方向感に乏しい値動き。序盤に下げ幅を広げる場面があったものの、前日終値付近の狭いレンジでもみ合いとなった。前日のハンセン指数終値は5月20日以来の高水準とあって利益確定売りが出やすい半面、各国で広がる経済活動の再開を受けた買いが入ったもよう。5月の米雇用統計の発表を香港時間の今晩に控え、見送りムードも強まった。
時価総額が大きいHSBC(
00005)が上昇して相場を支えた。新世界発展(
00017)、ハンセン銀行(
00011)、太古A(
00019)など香港地場銘柄は軒並み高。一方、テンセント(
00700)とチャイナ・モバイル(
00941)の下げが重荷となっている。食品株の中国蒙牛乳業(
02319)も安い。