2020-06-02 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反落、方向感乏しく前日終値挟んでもみ合い
2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.11%安の2912.09ポイントだった。深セン成分指数は0.25%安の11074.17ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4766億3400万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合う方向感の乏しい展開となった。国内景気の持ち直し期待から買いが入る一方、指数は前日まで3日続伸し、約2カ月半ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが上値を重くした。また、米中両国の対立激化に対する懸念も広がった。セクター別では、小売り、造船、保険などが買われる半面、食品・飲料、医療・医薬、酒造などが売られた。
上海B株指数は0.64%高の207.39ポイント、深センB株指数は0.80%安の849.70ポイントだった。