2020-06-02 |
香港/企業動向/電力・ガス |
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華電福新能源が取引再開、親会社による吸収合併計画を発表
中国のクリーンエネルギー発電会社、華電福新能源(
00816)は1日大引け後、親会社の中国華電集団による吸収合併計画を発表した。中国華電集団が他の株主が保有する華能新能源株を全て現金で買い取って消却し、香港証券取引所に上場廃止を申請する。華電福新能源は臨時株主総会を開いて計画の承認を求める。華電福新能源は5月28日から株式取引を停止していたが、6月2日の現地時間午前9時から取引を再開する。
H株の1株当たり買取価格は2.50HKドルと、5月27日終値の1.51HKドルに対し65.56%上乗せした水準となる。内資株(非流通)の1株当たり買取価格は2.29995元。現時点で華電福新能源の発行済み株式は84億800万株(H株が25億7000万株、内資株が58億3800万株)。うち中国華電集団は62.76%を直接、間接に保有しており、残りが買取の対象となる。