2020-05-25 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:小幅に4日続落、方向感欠く 保険株が軒並み安
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら4営業日続落。前場終値は前日比0.03%安の2812.96ポイントだった。深セン成分指数も0.41%安の10561.07ポイントと4営業日続落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3055億4700万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んで一進一退の方向感を欠いた展開。香港の「国家安全法」を巡る中国と欧米の対立が警戒された半面、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開催中とあって景気浮揚策への期待が根強い。心理的節目の2800ポイントが下値支持として意識されているもよう。セクター別では保険が軒並み安のほか、通信、造船、電子部品が売られている。半面、食品・飲料、造船、酒造が買われている。
上海B株指数は1.29%高の203.25ポイントと4営業日ぶりに反発。深センB株指数は0.48%高の857.25ポイントと反発した。