13日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に反発。前場終値は前日比0.01%高の24247.64ポイントだった。中国企業指数は0.20%高の9851.48ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で567億HKドル。
ハンセン指数は序盤に一時心理的節目の24000ポイントを下回る場面もあったものの、きょう1−3月期決算を発表するテンセント(
00700)が上昇に転じ、相場を押し上げた。ただ、新型コロナウイルスの感染第2波や米中関係の悪化に対する懸念から上値は重く、前日終値付近でもみ合う展開となっている。
個別では、テンセントが1%超上昇。中信証券が目標株価を引き上げた美団点評(
03690)は5%超上昇した。半面、銀河娯楽(
00027)やサンズ・チャイナ(
01928)などカジノ株が安い。5月上旬の新車生産・販売台数が4月上旬を下回ったことが嫌気され、吉利汽車(
00175)など自動車株の一角も売られた。