2020-05-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、新型コロナへの警戒感高まる
12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.59%安の2877.71ポイントだった。深セン成分指数は0.56%安の10908.08ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3484億8700万元だった。
上海総合指数はほぼマイナス圏で推移した。武漢市などで集団感染が再び発生していると伝わり、新型コロナウイルス感染の第2波に対する警戒感が高まった。また、午前に発表された4月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がいずれも市場予想より悪い内容となったことも嫌気された。セクター別では、通信、IT、航空などを中心に幅広いセクターで売りが優勢となった。半面、食品・飲料、医療などの一角が買われた。
上海B株指数は6.91%安の198.38ポイント、深センB株指数は2.36%安の819.73ポイントだった。