CNOOC(
00883)は29日大引け後、2020年1−3月期の業務報告を発表した。石油・天然ガス総生産量は前年同期比9.5%増の1億3150万BOE(石油換算バレル)だった。内訳は中国海域が9.7%増の8710万BOE、海外が9.0%増の4450万BOE。
1−3月期の石油・天然ガスの売上高は、5.5%減の399億5000万元だった。同期の実勢価格は石油が19.3%安の1バレル当たり49.03米ドル、天然ガスが7.3%安の1000立方フィート当たり6.38米ドルだった。
一方、2020年の石油・ガスの目標生産量を石油換算で5億2000万−5億3000万バレルに設定していたものの、原油相場の低迷などを考慮して下方修正し、5億500万−5億1500万バレルとした。また、資本支出についても従来の850億−950億元から750億−850億元に下方修正した。
CNOOCの29日終値は前日比1.62%高の8.79HKドル。