2020-04-27 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土寄り付き:小動き、景気懸念の売りと買い戻しが交錯
週明け27日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。新型コロナウイルスによる景気後退が警戒される半面、前週末は続落して心理的節目の2800ポイントに迫る水準で終えたとあって買い戻しも入っている。中国政府の経済対策が進展するとの期待も投資家心理を支えたもよう。中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)を運営する常務委員会が26日開かれ、延期されていた全人代の開幕日程草案を審議すると伝わった。
指数は日本時間午前10時48分現在、前営業日比0.34%高の2818.02ポイントで推移している。セクター別では、金融や小売り、電力が買われる半面、貴金属・宝飾品、石油、電子部品が売られている。