2日の香港市場でハンセン指数は前日の米株安の流れを引き継ぎ続落スタート。寄り付きで節目の23000ポイントを下回った。新型コロナウイルスの感染拡大が続き、経済活動停止の長期化見通しが一段と強まっている。指数は日本時間午前10時38分現在、前日比1.22%安の22803.35ポイントで推移。
個別では、前日に10%近く下落した欧州金融大手のHSBC(
00005)がきょうも大きく下げているほか、保険株のAIAグループ(
01299)や中国平安保険(
02318)、石油株のCNOOC(
00883)が安い。半面、中電控股(
00002)や香港鉄路(
00066)といった香港関連銘柄が上昇している。