2020-03-31 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発も上値は重い、農業・石油関連買われる
31日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.42%高の2758.81ポイントだった。深セン成分指数は0.84%高の9988.53ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3257億1600万元だった。
上海総合指数はプラス圏で推移した。前日の米株高が好感されたほか、寄り付き前に発表された2020年3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が52.0となり、市場コンセンサス予想(45.0)、前月実績(35.7)をともに大きく上回り、2017年9月(52.4)以来2年6カ月ぶりの高水準となったことを受け、投資家心理も改善した。ただ、新型コロナウイルスの感染が世界で拡大する中、景気減速懸念が相場の重しとなった。セクター別では、農業、石油、食品・飲料、酒造などが買われた半面、紡績、医療、保険などが売られた。
上海B株指数は0.74%高の216.73ポイント、深センB株指数は0.88%高の812.81ポイントだった。