『香港経済日報』は30日、2020年4−6月期の「必勝株」10銘柄を発表した。相場を動かす大局的要因として「新型コロナウイルスの感染状況」「米連邦準備理事会(FRB)の無制限量的緩和」「中国の政策」の3つを挙げ、流動性が高く(いつでも売り抜けられる)、業務が多様で(オンラインとオフラインを兼ね備えていればベスト)、強いブランドと堅い需要を備える(日常生活に浸透したサービスや製品)銘柄を選んだ。具体的な選定銘柄と目標株価は次の通り。
◇アリババ集団(
09988)210HKドル:高い利益成長率と海外での出資・提携を評価
◇テンセント(
00700)400HKドル:新型コロナ禍でネットサービス需要が拡大
◇中国銀行(
03988)3.38HKドル:中国4大銀行で最もPBRが低く、配当利回りが高い
◇融創中国(
01918)42.0HKドル:金融緩和を背景に「コロナ後」の販売が拡大へ
◇中国飛鶴(
06186)14.4HK:中国の粉ミルクメーカー、売上高の伸び率高い
◇金蝶国際ソフト(
00268)11.2HKドル:新型コロナ流行のうらでクラウド事業成長
◇中国建材(
03323)9.2HKドル:インフラ投資拡大がセメント需要押し上げ
◇雅居楽雅生活服務(
03319)38.0HKドル:不動産管理業界の代表格に成長
◇SPDRゴールド・トラスト(
02840)1300HKドル:金地金価格に連動するETF