2020-03-16 |
香港/企業動向/医薬・バイオ |
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四環医薬、19年12月本決算は25億元超の赤字見通し
脳心血管疾患の治療薬大手、四環医薬(
00460)は13日大引け後、2019年12月本決算の純損益が25億元超の赤字となるようだと発表した。各種の減損損失が痛手となり、上場来初の赤字に転落する。
前年までに買収した複数子会社の事業統合に伴うのれんの減損損失28億4400万元を19年6月中間決算で計上していた。同社は、中国当局が医薬品行政で導入した措置が利益を圧迫する可能性を考慮し、減損処理に踏み切ったと説明した。同社は、のれんの減損損失は現金支出を伴わず、一回性のため業務運営とキャッシュフローには影響しないと強調した。
四環医薬の13日終値は前日比変わらずの0.84HKドル。