2020-03-12 |
香港/企業動向/不動産 |
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SOHO中国が取引再開、海外投資家とTOBの可能性協議
北京の不動産デベロッパー大手、SOHO中国(
00410)は11日大引け後、海外の金融投資家と戦略提携の可能性を協議しており、発行済みの全てのSOHO中国株を対象とするTOB(株式公開買い付け)に進むこともあり得ると発表した。現時点では戦略提携を結ぶとは決めておらず、戦略提携のいかなる正式合意もない。同社は現地時間の10日午前11時12分から株式取引を停止していたが、12日午前9時に取引を再開する。
SOHO中国を巡っては、米投資ファンド運用会社のブラックストーン・グループが非公開化を計画していると伝わり、10日の香港市場で同社株が急騰していた。戦略提携の協議入りは、10−11日の一部メディア報道に関する説明公告のなかで明らかにされた。