2020-03-11 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、3000ポイントを回復 航空・造船が高い
11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.33%高の3006.50ポイントだった。深セン成分指数は0.18%安の11382.91ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6053億6100元だった。
上海総合指数は心理的節目の3000ポイントに乗せて寄り付くと、総じて小高い水準でもみ合った。前日終値を割り込む場面もあったが、下値は堅かった。中国国内で新型コロナウイルス感染の終息が近づいているとの見方や本格的な経済活動の再開に対する期待が相場を支えている。
セクター別では、航空・空港運営、造船が全面高。輸送用設備、農業関連、港湾・海運も高い。半面、証券、保険が売られ、相場の重荷となった。
上海B株指数は0.19%高の238.35ポイント、深センB株指数は0.24%高の930.06ポイントだった。