2020-03-09 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:急落、前週末の米株安や新型肺炎の拡大を嫌気
週明け9日の香港市場でハンセン指数は大幅に反落して始まった。始値は25134.02ポイントと、取引時間中として2019年8月15日以来の安値を付けた。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による景気の減速懸念が強まった。前週末の米株安と原油先物相場の下落も嫌気され、全面安の展開となっている。
指数は日本時間午前10時43分現在、前営業日比4.26%安の25032.63
ポイントで推移。個別では、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)、シノペック(
00386)が軒並み急落。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国の減産協議が決裂し、失望売りが膨らんだ。カジノ株の銀河娯楽(
00027)とサンズ・チャイナ(
01928)の下げもきつい。