2020-03-02 |
香港/業界動向/証券 |
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1300社超が予定どおり19年12月本決算を発表へ=香港証取
香港証券取引所(
00388)の上場部門で責任者を務める陳翊庭氏はこのほど、決算期が12月の上場会社は1781社あり、これまでに約98%の企業と連絡をとったことを明らかにした。うち、全体の7割を超える1304社が上場規定に基づき予定どおり本決算の発表を行う見通しで、122社は香港聯合交易所(香港証取)と香港証券先物委員会(SFC)が共同で発表した声明に基づき、業績発表スケジュールを調整する予定。この他の企業については、中国本土の事業再開を待って改めて更新するという。『経済通』が2日伝えた。
香港では、新型肺炎の感染拡大を背景に、一部上場企業の監査作業が間に合わず、期限までに決算発表ができない可能性が浮上。香港証取とSFCは先月、行動が制限される場合の財務情報の開示について、上場会社と会計監査人に対しガイドラインを示していた。