2020-02-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続伸、一進一退の展開 景気対策などへの期待が支え
19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続伸。前場終値は前日比0.30%高の2994.07ポイントだった。深セン成分指数は0.40%高の11351.83ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6360億2600万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた。前日まで3営業日続伸し、春節(旧正月)連休前の水準を回復しただけに、利益確定売りが先行。ただ、新型肺炎を受けた中国当局の景気対策や、金融緩和に対するが根強く、相場を下支えた。序盤以降はおおむね前日終値を挟んでもみ合う展開となり、2995ポイント付近では上値が重い。
セクター別では、航空・空港運営、証券、保険が全面高。観光・ホテル、セメント・建材も買われている。半面、通信キャリア、農薬、医療関連、製薬などが安い。
上海B株指数は0.05%高の240.42ポイント、深センB株指数は0.38%安の945.76ポイントだった。