2020-02-19 |
香港/マーケット/証券 |
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【相場見通し】反発か、中国の金融緩和期待や企業活動の正常化で
19日の香港市場は反発か。中国本土ではあす20日に発表される最優遇貸出金利の引き下げが見込まれており、金融緩和期待が相場の支えとなりそうだ。新型肺炎をめぐっては、中断されていた企業活動が先週から順次再開されているほか、感染者数は19日午前0時時点で累計7万4185人、死者は2004人に上っているものの、感染拡大のペースが減速していることもプラス材料となりそうだ。
18日のNY株式相場は高安まちまち。アップルが新型コロナウイルスの感染拡大を理由に1−3月期の売上高見通しを達成できない見込みだと発表したことで、アップルやサプライヤーが下落し、ダウ平均は3日続落。S&P500も反落した一方、ナスダック総合はわずかながら続伸した。
同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(
00005)や中国建設銀行(
00939)が香港終値を下回って引けた半面、テンセント(
00700)やチャイナ・モバイル(
00941)が上回って引けた。