2020-02-18 |
香港/業界動向/証券 |
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アリババ集団に続き19社が「香港回帰」と予想、調達金額は340億米ドル=CICC
中国国際金融(CICC)は最新リポートで、昨年11月に香港市場へのセカンダリー上場を果たしたアリババ集団(
09988)に続き、JDドット・コム(JD)や百度(BIDU)など19の中国概念株(チャイナコンセプトストック)が「香港回帰」を果たすと予想した。調達金額は計340億米ドルに上る見通しで、香港市場での優位性がより高まるとみている。『信報』が18日伝えた。
具体的には、JDドット・コムと百度のほか、ネットイース(NTES)、好未来(TAL)、新東方教育科技(EDU)、トリップ・ドット・コム(TCOM)、中通快逓(ZTO)、百勝中国(YUMC)、ウェイボー(WB)、華住酒店(HTHT)、汽車之家(ATHM)、唯品会(VIPS)、万国数据(GDS)、58同城(WUBA)、モモ(MOMO)、前程無憂(JOBS)、歓聚時代(YY)、泰邦生物(CBPO)、新浪(SINA)の計19社。
CICCによれば、本土−香港間の株式相互取引「港股通」においては、すでにWVR(加重議決権)構造企業も対象となっており、いずれセカンダリー上場企業も「港股通」の対象になるとみている。