2020-02-17 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:続伸、安寄り後に切り返す 28000ポイント付近は上値重い
週明け17日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.45%高の27940.81ポイントだった。中国企業指数は前日比0.66%高の10935.35ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で505億HKドル。
ハンセン指数は前週末の米株安の流れを引き継ぎ安く寄り付いたものの、ほどなくしてプラス圏に切り返した。中国人民銀行(中央銀行)による中期貸出制度(MLF)の金利引下げを受けて本土市場が大きく上昇したことを好感。もっとも、心理的節目の28000ポイント付近では伸び悩み、上値の重さが意識されると前引け前に上げ幅をやや縮小した。
個別では、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、瑞声科技(
02018)、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)の上昇が目立った。台湾系食品メーカーの中国旺旺(
00151)、豚肉大手の万洲国際(
00288)も2%超の上げ。半面、電動工具大手の創科実業(
00669)、石炭大手の中国神華能源(
01088)、本土不動産株の碧桂園(
02007)、欧州金融大手のHSBC(
00005)がさえない。