週明け3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に反発。前場終値は前営業日比0.09%高の26336.41ポイントだった。中国企業指数は0.48%高の10289.64ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で782億8000万HKドル。
ハンセン指数は米国や中国本土市場の株安を嫌気し、寄り付き直後に一時26145.59ポイントまで下落し、取引時間中として昨年12月5日以来、約2カ月ぶり安値をつけた。一方、旧正月連休後、先週1月31日までの3営業日で6%近く下落した後とあって、買い戻しが入ってプラス圏に浮上。ただ、新型肺炎の感染拡大に収束の兆しが見えない中、上値は重かった。
個別では、中国生物製薬(
01177)や石薬集団(
01093)など医薬株が高い。テンセント(
00700)や中国工商銀行(
01398)の上昇も目立つ。半面、Link REIT(
00823)や九龍倉置業地産(
01997)、香港鉄路(
00066)が売られた。