31日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.22%高の26507.08ポイントだった。中国企業指数はほぼ横ばいの10324.91ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で527億1000万HKドル。
ハンセン指数は高く始まった後、26500ポイント付近まで一気に上げ幅を縮小し、その後は小高く推移した。世界保健機関(WHO)が緊急事態を宣言したものの、中国への渡航禁止を推奨せず、中国では状況がコントロール下にあるとしたことで過度な警戒感が後退した。また、1月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想どおりだったことも好感された。
個別では、申洲国際集団(
02313)やサンズ・チャイナ(
01928)、香港証券取引所(
00388)が買われた半面、原油需要の縮小を懸念し、ペトロチャイナ(
00857)やシノペック(
00386)が売られた。