2020-01-20 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動き、1月の中国最優遇貸出金利は据え置き
週明け20日の香港市場でハンセン指数は前週末に米国市場が上昇した流れを引き継ぎ続伸して寄り付いた後、前営業日終値付近でもみ合う展開。17日にハンセン指数が心理的節目の29000ポイントを回復し、約8カ月ぶり高値で終えただけに、利益確定売りが上値を抑えている。中国本土で寄り付きとほぼ同時に発表された2020年1月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は1年物、5年物ともに据え置きとなった。
指数は日本時間午前10時42分現在、前日比0.04%安の28901.88ポイントで推移している。個別では、アジア生保のAIAグループ(
01299)が売られ、指数を押し下げている。マカオカジノのサンズ・チャイナ(
01928)、電動工具メーカーの創科実業(
00669)、ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)が安い。半面、医薬品大手の中国生物製薬(
01177)、通信キャリアのチャイナ・モバイル(
00941)、チャイナ・テレコム(
00728)、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(
02319)が買われている。