2020-01-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反発、12月主要経済指標などが支え
17日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比0.09%高の3076.90ポイントだった。深セン成分指数は0.05%高の10972.98ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3618億4400万元だった。
上海総合指数は終始プラス圏で推移した。前日まで3日続落した後で買い戻しが入りやすい環境。寄り付き後に発表された中国の12月主要経済指標が予想を上回ったことも相場の支えとなった。指数は中盤にかけて3090ポイントを上回る水準まで上昇。ただ、その後は急速に上げ幅を縮め、結局、前日終値をやや上回る水準で午前の取引を終えた。セクター別では通信やソフトウエアの上昇が目立ったほか、証券、医療などが堅調。半面、造船、電子部品、非鉄金属などが売られた。
上海B株指数は0.52%高の259.48ポイント、深センB株指数は0.18%安の995.71ポイントだった。