2020-01-17 |
香港/企業動向/宝石・宝飾品 |
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六福集団、10−12月期の既存店売上高は25%減
宝飾品の製造販売事業者、六福集団(
00590)は16日大引け後、2019年10−12月期(第3四半期)の既存店売上高が前年同期比25%減少したと発表した。19年7−9月期(第2四半期)に続くマイナス成長となったが、下落率は縮小した。金相場が高止まりするなか、米中貿易戦争と香港の社会騒乱が市場のムードを悪化させ、減収につながった。金製品と宝飾品の既存店売上高はそれぞれ20%減、32%減だった。
地域別では、香港・マカオ市場の既存店売上高が27%減った。同社は香港の抗議活動による打撃が大きい地域の店舗数を減らし、マカオで新店を開く方針。今年度(2020年3月期)の香港・マカオ市場の店舗数は3店の純増となる見込み。中国本土の既存店売上高は12%減った。
19年12月末時点の店舗数は2020店で19年9月末時点から126店の純増。うち、主力の「六福」が1969店で19年9月末時点から88店の純増だった。ほかに「Goldstyle」が39店の純増で計45店となった。
六福集団の16日終値は前日比0.43%安の23.00HKドル。