2020-01-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、朝高後にマイナス圏 産金・石油株が安い
10日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.26%安の3086.85ポイントだった。深セン成分指数は0.23%安の10873.58ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3957億2900万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いて始まったものの、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。米中貿易協議を巡り、中国商務部が劉鶴副首相の訪米日程や、「第1段階」合意書に署名することを発表。一段の進展期待が高まり、指数は寄り付きで節目の3100ポイントを回復した。ただ、今週前半と同様に節目を超える水準では上値が重くなり、マイナス圏に沈むと徐々に下げ幅を広げていった。セクター別では産金や石油の下げが目立ったほか、造船、非鉄金属、自動車などが売られた。半面、酒造が逆行高を演じた。
上海B株指数は0.38%安の263.07ポイント、深センB株指数は0.18%高の986.15ポイントだった。