2020-01-09 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、原油価格下落で航空株が高い
9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.47%高の3081.36ポイントだった。深セン成分指数は1.07%高の10820.96ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4305億8700万元だった。
上海総合指数は終始プラス圏で推移した。トランプ米大統領の演説を受けて米イラン両国の対立激化への懸念が後退し、幅広い銘柄が買われた。指数は一時3097.33ポイントまで上昇し、心理的節目の3100ポイントに迫る場面もみられた。セクター別では、原油価格の下落が燃油コストの低下につながるとの期待から航空株が買われているほか、IT、医療、通信、製紙、証券などの上昇も目立つ。半面、貴金属、造船、石油などが売られた。
上海B株指数は0.26%高の262.95ポイント、深センB株指数は0.78%高の977.95ポイントだった。