CLSAアジア・パシフィック・マーケッツは最新リポートで、太陽光発電用ガラスメーカー、信義光能(
00968)の投資判断を「買い」に据え置いた上で、目標株価を5.7HKドルから15.8%引き上げ6.6HKドルに設定した。『AAストックス』が8日伝えた。
CLSAは信義光能の親会社が出資持ち分を減らしたことに言及し、同社のファンダメンタルズが低下したわけではないと指摘。2020年の事業展望について、需給の改善で前年の太陽光発電用ガラスの価格が上昇したことや、同社の生産能力拡大計画などで、成長が期待できるとの見方を示した。
CLSAは信義光能の太陽光発電所の新設ペースが19年に減速したが、20年は加速すると予測。2019−21年の予想コア利益をそれぞれ5.4%、8.5%、8.8%上方修正した。
信義光能の株価は日本時間午後3時49分現在、前日比1.64%高の5.59HKドルで推移している。