2020-01-08 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、3100ポイント割り込む 中東情勢を懸念
8日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.57%安の3087.13ポイントだった。深セン成分指数は0.07%安の10821.74ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4481億7800万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3100ポイントを割り込んで寄り付いた後、終始マイナス圏でもみ合った。イランが同国革命防衛隊司令官を殺害した米軍への報復として、イラクにある米軍の駐留基地を攻撃したと伝わり、中東情勢の緊迫化に対する懸念の高まりを受けてリスクを回避する動きが優勢。上海総合指数が前日に節目を回復した一服感から利益確定売りも重荷となった。
セクター別では、証券、保険、銀行がほぼ全面安。前日に高かった文化・メディア、石炭が反落した。半面、自動車、造船、産金、軍需関連が高い。
上海B株指数は0.14%安の263.78ポイント、深センB株指数は0.08%高の975.18ポイントだった。