2020-01-08 |
香港/マーケット/証券 |
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【相場見通し】反落か、イランがイラクの米軍駐留基地を攻撃と伝わる
8日の香港市場で、ハンセン指数は反落か。イランが同国革命防衛隊司令官を殺害した米軍への報復攻撃を開始したと伝わったことで、リスク回避の売りが相場を押し下げるだろう。AFPによると、イラク西部の米軍が駐留する空軍基地が8日にロケット攻撃を受けた。イラン国営テレビは同国政府が地対地ミサイルによるイラク空軍基地への攻撃を始めたと報じた。イランの安全保障委員会のシャムハニ事務局長は7日、報復には13のシナリオがあり、最も弱い手段でも米国には「歴史的な悪夢」に陥ると警告していた。
7日のNY株式相場はダウ平均など主要3指数がともに反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は銀行株のHSBC(
00005)、中国建設銀行(
00939)、中国工商銀行(
01398)がそろって香港終値を下回った半面、中国インターネットサービス大手のテンセント(
00700)、生保大手の中国平安保険(
02318)、香港公益株のホンコン・チャイナガス(
00003)は上回って引けた。