深セン市政府系の投資持ち株会社、深セン国際(
00152)は6日大引け後、深セン市前海深港現代服務業合作区管理局(前海管理局)から土地2カ所(計4万1200平方メートル)を取得することで契約を締結したと発表した。土地の価格は計22億4900万元だが、区画整理に伴う補償の一部であり、別途支払いを行う必要はない。このため、今回の契約締結により、21億8700万元の税引き前収益を計上する見通し。
深セン国際は前海地区に保有する土地5カ所(計38万平方メートル)の回収に関連し、計83億7300万元の補償を受け取ることで合意している。補償は等価値の土地と交換する方式などで行い、2017年には24億4000万元の税引き前収益を計上していた。補償は残り36億5200万元で、政府関連部門と積極的に協議を進め、2020年中に完了させたいとしている。
深セン国際の株価は日本時間午前11時55分現在、前日比0.93%高の17.38HKドルで推移している。