7日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。先高観が根強いなか、前日の米株高を受けた押し目買いが先行している。米国とイランの対立激化への警戒感がくすぶるものの、戦争に発展する公算は小さいとの見方が広がった。
指数は日本時間午前10時40分現在、前日比0.68%高の28417.62ポイントで推移している。個別では、中国インターネットサービス大手のテンセント(
00700)と生保大手の中国人寿保険(
02628)が買われ、相場の上昇を主導。自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、カジノ株の銀河娯楽(
00027)も大きく買い戻されている。半面、前日に逆行高を演じた石油株のCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)、シノペック(
00386)がそろって下落。