2020-01-06 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、朝安後にプラス圏 節目の3100ポイント回復
週明け6日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は反発。前場終値は前営業日比0.59%高の3101.98ポイントだった。深セン成分指数は1.24%高の10788.72ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4571億1200万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いて始まったものの、ほどなくしてプラス圏に浮上。中東情勢の緊迫化が懸念された一方、これによる原油や金の価格上昇を受けた関連銘柄の物色が強まった。深セン市場の成分指数や新興企業市場「創業板」指数が大きく上昇したことも相場の支えとなるなか、上海総合指数は前引けにかけて上げ幅を拡大。結局、節目の3100ポイントを回復して午前の取引を終えた。セクター別では石油と産金が大幅高となったほか、非鉄金属、自動車、電子部品などが高い。半面、原油高を受けて航空が大きく下げた。
上海B株指数は0.18%高の262.22ポイント、深センB株指数は0.23%高の974.20ポイントだった。