2020-01-03 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反落、米イラン対立の激化を警戒 産金・石油株が高い
3日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.30%安の3076.01ポイントだった。深セン成分指数は0.29%安の10608.48ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4326億1500万元だった。
上海総合指数は中盤までおおむねプラス圏で推移。前日に続き、中国の金融緩和や米中貿易摩擦の緩和見通しを好感した買いが優勢となった。ただ、米国当局がイラン精鋭組織の司令官を殺害したと発表したことが伝わると空気が一変。米国とイランの対立が激化するとの警戒感が広がるなか、指数は急速に上げ幅を縮め、マイナス圏に沈んだ。セクター別では酒造、不動産、銀行、証券などが軟調。半面、産金や石油が大きく買われた。
上海B株指数は0.13%安の260.77ポイント、深センB株指数は0.30%安の970.89ポイントだった。