2020-01-02 |
香港/企業動向/証券 |
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香港証券取引所が後場に大幅高、トリップ・ドット・コムなどと上場協議か
休場明け2日の香港市場で、香港証券取引所(
00388)が後場に大幅高。株価は日本時間午後4時13分現在、前営業日比3.56%高の262.00HKドルで推移している。NY上場の中国ネットサービス企業、トリップ・ドット・コム(TCOM)とネットイース(NTES)と香港でのセカンダリー上場に向けて協議したと伝わり、買いを集めたもよう。
消息筋によると、香港証券取引所の幹部がトリップ・ドット・コムおよびネットイースと香港での新規株式公開(IPO)の可能性を話し合ったが、協議は始まったばかりで何も確定していない。香港証券取引所は先ごろ、香港でのセカンダリー上場について中国企業からの問い合わせが増えていると明らかにした。背景にはトランプ米政権が米国に進出する中国企業に対する監視を強めている事情があるとみられる。『香港経済日報』が2日、外電を引用する形で伝えた。