2019-12-25 |
中国/マーケット/金融 |
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本土前引け:小反落、方向感欠く 銀行株が軒並み安
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反落。前場終値は前日比0.02%安の2982.12ポイントだった。深セン成分指数は0.46%高の10236.37ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2894億1300万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付き、前日終値を挟んで一進一退の展開。新たな売買材料に乏しく、方向感を欠く相場となった。前日にほぼ全セクターが上昇した後だけに、利益確定売りが出た半面、中国の金融緩和への期待は根強い。きょうは香港市場がクリスマス休暇で休場のため、相互取引制度を通じた売買は休止する。セクター別では、銀行株が軒並み安のほか、酒造や証券が下げている。一方、電子部品、ソフトウエア、通信機器が上げている。
上海B株指数は0.16%高の253.15ポイントと続伸。深センB株指数は0.18%安の935.27ポイントと反落した。