2019-12-24 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり小反発、金融緩和期待も上値重い
24日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は3営業日ぶりに小反発。前場終値は前日比0.25%高の2970.19ポイントだった。深セン成分指数は0.68%高の10124.79ポイントと3営業日ぶりに反発した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2413億5400万元だった。
上海総合指数は総じて小高い水準でもみ合った。中国の李克強首相が預金準備率引き下げを含む多様な措置を検討すると言及したことを受け、金融緩和への期待が相場を支えた。ただ、上値は重く、小幅ながらマイナス圏に沈む場面もあった。香港市場がクリスマス休暇のためきょう午後から休場となり、相互取引制度を通じた香港投資家による中国本土株の売買はきょうから26日まで停止される。
セクター別では、素材、非鉄金属、化学、製紙が高い。半面、航空・空港運営や保険の一角がさえない。
上海B株指数は0.05%高の252.11ポイント、深センB株指数は0.51%高の930.77ポイントだった。