2019-12-23 |
中国/政策/その他 |
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中国が859品目の関税引き下げ、来年1月1日実施
中国の国務院関税税則委員会は23日、859品目の輸入関税を引き下げると発表した。最恵国税率を適用する国・地域からの輸入品を対象に、2020年1月1日付で暫定税率を適用する形で調整する。
冷凍豚肉や一部の木材・紙製品、中国で不足している海外の特色ある日用消費財などが対象となった。医薬品では、ぜんそく治療に用いるアルカロイド薬と新型糖尿病治療薬の原薬の税率がゼロとなる。設備・部品では、半導体検査装置やマルチコンポーネント IC(MCO)ストレージなどが引き下げ対象となった。
さらに2020年7月1日から、176品目のIT製品の最恵国税率の第5次引き下げを実施する。