2019-12-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:小動き、利益確定売りが先行
週明け16日の中国本土株式市場で上海総合指数は小高く寄り付いたあと、下げ幅を拡大して始まった。前週末の米中貿易協議の「第一段階」合意報道が好感され約1カ月ぶり高値をつけた後とあって利益確定売りが先行。朝方に国家統計局が発表した11月の70都市住宅価格指数で、前月比上昇した都市の数が10月の50から44に減少したことも相場の重しとなっている。
指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.11%安の3963.97ポイントで推移。セクター別では、電子・IT、航空・宇宙、造船などが売られている。半面、保険が全面安で、銀行、貴金属も安い。