2019-12-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:反落スタート、米中貿易交渉をにらみ様子見ムード広がる
10日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。対中制裁関税第4弾の発動まで1週間を切るなか、米中貿易交渉の行方を見極めようと積極的な買いは手控えられているもよう。寄り付きと同時に発表された2019年11月の消費者物価指数(CPI)は4.5%上昇、生産者物価指数(PPI)は1.4%低下だった。市場予想はそれぞれ4.2%上昇、1.5%低下。
指数は日本時間午前10時43分現在、前日比0.22%安の2908.21ポイントで推移している。セクター別では、セメント、造船、通信、保険などが売られる半面、産金などが買われている。