2019-12-02 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:4日ぶり反発、中国景気の減速懸念が後退
週明け2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶり反発。前場終値は前日比0.35%高の2882.00ポイント。深セン成分指数も0.53%高の9632.54ポイントで4営業日ぶりに反発した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2102億9800万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、プラス圏でもみ合ったまま前場の取引を終えた。中国国家統計局が11月30日に発表した2019年11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が7カ月ぶりに景気判断の節目となる50を上回ったほか、中国メディアの財新などが2日発表した19年11月のPMIも51.8で2年11カ月ぶりの高水準となり、中国の景況感に対する投資家心理が改善した。セクター別では、電子部品、ホテル、証券が上昇。半面、医療・医薬の下落が目立つ。
上海B株指数は0.03%高の237.90ポイント、深センB株指数は0.23%高の889.49ポイントだった。