2019-11-27 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅に3日続伸、朝安後に切り返す 半導体国産化の関連株上昇
27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に3日続伸。前場終値は前日比0.16%高の2911.76ポイントだった。深セン成分指数は0.07%高の9683.58ポイントと続伸した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2073億5700万元だった。
上海総合指数は反落して始まり、心理的節目の2900ポイントを割り込んだが、下値の堅さを確認すると上げに転じた。米指数算出会社MSCIが前日にA株組み入れ比率を広げたことで、きょうも香港市場との相互取引制度を通じた「北向き」資金の純流入が続き、投資家心理を支えたもよう。セクター別では、電子部品や通信、ソフトウエアが買われた。半導体国産化関連の上昇が目立つ。半面、石炭、貴金属、家電、銀行が売られた。
上海B株指数は1.03%高の248.93ポイントと反発。深センB株指数は0.20%安の901.29ポイントと反落した。