2019-11-07 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:続落、方向感に乏しい展開 造船や金融関連売られる
7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.30%安の2969.81ポイントと続落。深セン成分指数は0.10%高の9871.23ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2388億1700万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、ほどなくプラス圏に浮上するも、再びマイナス圏に沈んだ。足元の対米ドルでの人民元高の進行や中期貸出制度(MLF)金利引き下げが好感された一方、米中貿易協議を巡り、11月に開催が見込まれていた両国の首脳会談が「12月に遅れる可能性がある」との報道を受け、先行きに対する警戒感が相場の重しとなった。セクター別では、造船が全面安となったほか、銀行、保険も売られた。半面、医薬、IT、農業などが買われた。
上海B株指数は0.11%高の263.43ポイント、深センB株指数は0.51%高の912.05ポイントだった。