6日の香港市場で、ハンセン指数は小動きで始まった。反落して寄り付いた後、マイナス圏で推移する展開。前日は4営業日続伸して7月31日以来ほぼ3カ月ぶり高値をつけただけに、目先の利益を確定する売りが先行しているもよう。
指数は日本時間午前10時47分現在、前日比0.15%安の27640.89ポイントで推移。個別では、UBSが投資判断を引き下げた民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が安い。乳製品大手の中国蒙牛乳業(
02319)、衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)も売られている。半面、前日安かった医薬品メーカーの石薬集団(
01093)や香港不動産株の恒隆地産(
00101)が上昇。石油株のCNOOC(
00883)も高い。