小米集団(
01810)は、次世代通信規格「5G」に対応したスマートフォン10機種を2020年に市場へ投入する。高級機から入門機まで幅広い価格帯の機種をそろえる。同社会長兼最高経営責任者(CEO)の雷軍氏が20日、同日に浙江省烏鎮で開幕した「第6回世界インターネット大会」(中国政府主催)での講演で明らかにした。中国の経済紙『第一財経』が同日伝えた。
雷会長は、5Gスマホの投入により「来年は4G機種が売れないと心配している。通信キャリアは5G整備を急いで欲しい」と語った。同氏は、5G普及初期に高画質視聴アプリやクラウドゲームの利用が爆発的に増える可能性があり、来年上半期にも結果が見えてくるとした。
小米集団の18日終値は前日比1.04%安の8.55HKドル。