2019-10-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:横ばい、方向感乏しい展開 GDP発表を前に様子見
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は横ばい。前場終値は前日比ほぼ変わらずの2978.85ポイントだった。深セン成分指数は0.18%高の9659.73ポイントと3日ぶりに反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2088億4600万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。小高く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合った。7−9月期国内総生産(GDP)など主要経済指標の発表をあすに控え、様子見気分が漂った。米中貿易摩擦を巡る「部分合意」の履行に対する先行き不透明感や中国の景気減速懸念が引き続き重荷となる反面、当局の景気テコ入れ策への期待が相場を支えた。
セクター別では、造船、空港運営、防犯設備、ソフトウエア、電子・ITが買われている。半面、酒造、宝飾品、環境関連などが安い。
上海B株指数は0.98%安の267.47ポイント、深センB株指数は0.03%安の929.10ポイントだった。