2019-09-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、徐々に下げ幅を拡大
週明け30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.40%安の2920.46ポイントだった。深セン成分指数は0.62%安の9489.50ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2059億元だった。
上海総合指数はほぼマイナス圏で軟調に推移した。中国メディアの財新と英IHSマークイットが午前に発表した2019年9月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が51.4と市場コンセンサス予想の50.2を大きく上回ったことを好感し、一時プラス圏に浮上する場面もみられたが、徐々に下げ幅を拡大。あす10月1日から始まる国慶節連休を控え、持ち高を整理する売りが相場の重しとなった。トランプ米政権が米国から中国への証券投資の制限を検討していると伝わり、米中両国間の先行き不透明感が強まったことも嫌気された。セクター別では、電子部品、金融、酒造などが売られた半面、船舶製造、石油などの一角が買われた。
上海B株指数は0.11%高の270.71ポイント、深センB株指数は0.24%安の939.27ポイントだった。