2019-09-25 |
中国/業界動向/医薬・バイオ |
|
中国で医薬品新調達制度の第2弾落札候補公表、落札価格は第1弾から平均25%低下
中国本土で新制度による医薬品集中調達の第2弾の落札候補が24日に公表された。製薬企業77社が入札に参加した結果、45社が落札候補となり、対象医薬品は60品目に及んだ。落札価格は昨年に11都市で試行された集中調達の第1弾に比べ平均で25%低下し、新制度導入前の2018年の最低調達価格を平均で59%下回った。『香港経済日報』が25日伝えた。
今回の第2弾は試行都市が全国の31省(自治区、直轄市)に拡大した。第1弾に比べ落札価格がさらに抑えられたことから、それに耐えられない中小企業は「死活問題」に直面している。特に3社以上が同等性試験を通過した後発薬の値下げ幅が目立ち、最大で96%にも達した。大手への集約が一層加速するとみられる。